お宮参りドットコム
2024年8月1日 更新
お宮参りでは神社やお寺にお参りする際、赤ちゃんは父方の祖母に抱かれ、ママやパパはそれに続いてお参りするのが古来からのしきたりです。
ただ最近ではママが抱くことも多くなり、また父方の祖母が遠方で来れなかったり、体があまり丈夫でなく続けて抱っこができないなどの場合は、ママや母方の祖母が抱いて〜というご家族も多くいらっしゃいます。
古来からの習わしやしきたりを大事にしたいというご家族は、ぜひ父方の祖母さんにお願いして、一緒に参拝してもらいましょう。
なぜママではなく父方の祖母が抱っこをする習わしなのでしょうか?
それは「出産の忌み」の期間があるという考え方から来ています。
「出産の忌み」とは、昔は出産は出血や死と関係が深いものと考えられており、穢れたものと考えられていました。
そのため、その忌みの期間は母親や赤ちゃんは神社やお寺に近づいてはいけないという考えがありました。
赤ちゃんの忌みの期間がちょうどお宮参りの時に終わるのですが、母親の忌みの期間はまだ続いているため、母親のかわりに父方の祖母が赤ちゃんを抱いてお参りするようになりました。
現在ではそこまで厳格ではなく、お伝えしたように状況によってママや母方の祖母さんが抱っこする場合もあります。
習わしやしきたりを大事にしたいご家族であれば、その習わしにそってぜひ父方の祖母さんに抱っこしてもらい、お参りしましょう。古来からの習わしやしきたりを大事にしつつ、お宮参りという行事を伝統を感じながら行うのがいいと思います。
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