お宮参りドットコム
2024年8月1日 更新
お宮参りで神社やお寺に祈祷をお願いする際の、一連の流れをお伝えします。
両家祖父母とともに家族で祈祷をお願いする予定の方は、ぜひ参考になさってください。
お宮参りと言う人生儀礼の意味としては、産土神(うぶすなかみ)参りという意味もあるので、やはり地元の氏神様である神社に祈祷をお願いするのが基本です。
ただ最近では大きな、有名な神社やお寺でお願いする家族も多いですし、安産祈願をお願いした神社やお寺にお礼参りの意味も込めて、お宮参りするご家族も多くいらっしゃいます。
地域の慣習などもあるかと思いますので、ご家族・親戚の方に確認したり、聞いてみて祈祷をお願いする神社・お寺を決めてもいいでしょう。
地元の氏神様の神社でも、大きな神社お寺でも祈祷に事前の予約は必要ありません。
ただし大安などのお日柄が良い時や、戌の日、七五三シーズンなどは、神社もお寺も込み合いますので、事前に予定の日が混み合うかなどを問い合わせるのはいいでしょう。
その際駐車場の有無なども確かめておきましょう(都心の神社やお寺は駐車場がない、もしくは少ないところも多くあります)
神社やお寺に来たら、まずは社務所(神社)や御祈祷受付もしくは本堂(お寺)でお宮参りの祈祷を申し込みます。
※祈祷受付所の様子 平日や普段の土日では祈祷の受付もこのような感じ(写真:祈祷受付所の様子 富岡八幡宮(東京都江東区)にて撮影)
※戌の日や七五三シーズンで土日が重なると祈祷受付もこのように混み合う状況に(写真:日曜&戌の日のお日柄の祈祷受付の様子 大宮氷川神社(埼玉県さいたま市)にて撮影)
大きな神社やお寺になると、祈祷が時間割制になっているところもあり、また安産祈願や七五三、厄除けなどの他の願意の方とも一緒に祈祷を受けることになります。
ある程度の規模の神社やお寺では、下の写真のように祈祷の申し込み用紙が置いてあったりします。
(写真:祈祷の申込用紙と記入用の机の様子 大宮氷川神社にて撮影)
(写真:祈祷申込記入所の様子 大宮氷川神社にて撮影)
赤ちゃんの名前や願意など必要な事項を記入します。
そして記入した用紙とともに、ここで初穂料(祈祷料)とともに渡して、支払いを済ませます。
申し込みと初穂料の支払いが済むと、本殿や本堂など祈祷が行われるところにつながっている待合室や待合スペースに通されますので、そこで祈祷の順番が来るまで待ちます。
(写真:祈祷待合所の様子 大宮氷川神社にて撮影)
ここに赤ちゃんとママのために授乳室や授乳スペースが併設されてたりします。
(授乳のスペースについてはあるところと、ないところもありますので、気になる方は神社やお寺の方に聞いてみましょう)
この間に神職の方や、お寺の方が祈祷の準備を整えます。
祈祷の準備が整うと係りの人から声がかけられますので、その方の誘導に従って祈祷の行われる本殿や本堂などに向かいます。
神社では神道にのっとった儀式や祝詞の読み上げが行われます。
お寺では仏教のそれぞれの宗派にのっとった儀式、祈祷が行われます。
※本殿での祈祷を受けている様子(写真奥が本殿内)
(写真:大宮氷川神社にて撮影)
神社もお寺も御祈祷自体は20〜30分ほどです。
御祈祷が終わると、神社やお寺側で用意してくれたお守りや御札にベビーグッズなどが加わった授与物が、一家族ごとにそれぞれ手渡されます。
授与物は神社お寺によって内容物が異なります。
また初穂料(祈祷料)によっても内容物が異なるところもありますので、気になる方は事前に社務所などで確認しておくといいでしょう。
以上がお宮参りの祈祷の一連の流れとなります。
祈祷の後はゆっくりと家族で食事をとったり、写真館などで記念写真を撮ったりと、お宮参りという行事を家族みんなで楽しみましょう。
お宮参り(初宮参り)に関するアンケートを行っています。回答していただくとすぐに回答結果が表示され、みなさんのお宮参りへの関心度合いを見ることができます。
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